水の都ヴェネツィアに行ってきました。ヴェネツィアテッセラ空港を出てバスに乗るのですが、市バスとシャトルバスがあり若干迷います。ちなみにヴェネツィア本島は車両の乗り入れが制限されているのでローマ広場までしか行けません。ローマ広場に着きましたら、そこから水上バスで移動します。
ヴェネツィア本島の中は中では基本的にボートで移動します。私は少しなめていましたが、水上バスはびっくりするぐらい時間通りです。水上なので渋滞もないですし、そう考えればそうなんですがヨーロッパのルーズなイメージがありましたのでどうしてもそのような印象がついていました。
ちなみに、ベネチア共和国の歴史は7世紀に始まり、イタリア半島のライバル諸国や他国からの侵入に絶えず脅かされながらも、卓越した政治、外交、軍事力で共和制を約1000年もの間保持した革新的な国家でした。しかし、大航海時代が訪れると地中海貿易も陰りが見え、 オスマン帝国との戦いで多くの領土を失い、ナポレオンが率いるフランスに侵攻されて1797年に降伏して滅亡しました。
ヴェネツィアのおすすめスポット
ドゥカーレ宮殿
ドゥカーレ宮殿はヴェネツィア共和国時代の総督居館と政庁、裁判所が置かれた政治の中枢であった建造物です。8世紀に創建されその後、改修され現在の建物になりました。サン・マルコ広場に面して建造され、運河を隔てて対岸の牢獄跡と、ため息橋で結ばれています。現在内部は美術館の一つとして公開されています。
ヴェネツィアに来たなら、ドゥカーレ宮殿の観光は必須だと思います。ドゥカーレ宮殿の内部は広く、見どころが多いです。最低でも1時間は必要ではないかと思います。ちなみに、私は行きませんでいしたが、ドゥカーレ宮殿には、通常チケットで入る一般の入場者には開放していないエリアがあり、シークレットツアーを申し込んだ人のみが見学できるものもあるみたいです。鉛牢獄、屋根裏などが見学できるみたいです。
サン・マルコ寺院
福音記者であるマルコのために捧げられたヴェネツィアで最も有名な大聖堂です。828年にベネチアの商人が聖マルコの遺体を持ち帰り、遺体を祀るために建設されたのがサン・マルコ寺院の始まりと言われています。ビザンティン様式を代表する建物となっています。これまでに何度か改築されたため、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスなど様々な建築様式が取り入れられています。写真撮影、肌の露出、飲食、大きな荷物の持ち込みはできません。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は一般にサルーテと呼ばれていまして、ヴェネツィアにあるカトリック教会のバシリカです。一説にはイタリアで最も写真に撮られている場所とも言われています。巨大な八角形の本堂とクーポラと6つの礼拝堂、そして白く輝く外見が大きな特徴です。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の建築が始まった1630年にペストが流行しており、その災厄から逃れる祈りを込めて建設されました。
宿泊
リアルト ベネツィアホテル
夕方の日没を見てホテルに戻りました。